あーワンフェスカフェ特撮リボイベント行きたかったーっ!
 
なまじマイナーな上にネタ要因としてアキバクラスタに愛されているワンフェスカフェだけ有り、ツイッターでの実況も報告もほぼ無かった状態とその点では残念な状態で御座いました。こういう時にニコ生とか使わないのが海洋堂が世渡り下手と感じる所以なんだよなー。
 
と言う訳でそのイベントの雰囲気を楽しみたかったのは山々ですが、その切欠となったアイテムを査収することで溜飲を下げます。
 
海洋堂 特撮リボルテック 『レギオン』 (Amazon)
 
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うおおぉぉぉぉーっ!待っていたーっ!
 
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原型製作はG-tempestの渡辺結樹氏。ワンフェスではカッコ良いと思わせるゴジラを多数拝見しております。

原作は、もう説明不要!オールマイフェイバリットにして史上空前に熱く燃える特撮映画、邦画史上最も自衛隊が活躍する物語、「まどか」も候補に挙がった 日本SF大賞受賞作『ガメラ2 レギオン襲来』の敵役である外宇宙生物レギオンが原作です。ちなみに公開当時は「宇宙大群獣レギオン」とも呼ばれてました。
尖りモノ満載の仰々しい甲殻類チックなフォルムをアクションフィギュアとして立体化、兎角レギオンの特徴を現すように全長が長い長い。リボルテックのシリーズとしても特異な存在になっております。
各所各所のモールドの細やかさに加えてウェザリング塗装が実に質感を高めています。モールドの細かさを見ても過去16年間に発売されたレギオンの完成品立体化の中でも間違いなく№1の出来であると断言出来ましょう。
 
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頭部横にパラボナ状に配置された爪、ガメラのプラズマ火球でさえも無効化する電磁波を放出する「干渉波クロー」はワキャワキャと動きます。 
ちなみに梱包されている状態では折り畳まれているのでそのままでは綺麗に開かない事があるので、一旦爪を抜いてからリボ玉の向きを整えて挿し直すことを推奨。
 
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首の部分のリボ玉間接は二重間接になっており、大分上を向けられ大見得を切った位置に出来ます。顎部も開閉可能。
 
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前脚に付いている大きいハサミ状の前腕、「大槌腕(スレッジアーム)」は格闘戦時に使用。劇中でも確実に開いたシーンが用意されていなかったハサミが開く様も再現されています。おぉ!
 
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鋭利な後ろ脚、霞の目飛行場で飛行中のガメラを叩き落したり、ガメラの腹部に突き刺して大流血をもたらした「大鎌脚(サイズレッグ)」はかなり可動範囲が広く設計されていて実に善し。 
 
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そしてレギオン最大の攻撃!頭部外郭が左右に開き、頭頂部の大角と三点スパーク、マイクロ波を収束させて射出、ガメラの甲羅の一部を爆散させ、対峙した戦車大隊の半数を一瞬にて葬った「マイクロ波シェル」の様子を再現できます。
開いた外郭部の中身は透明パーツが使用された頭頂部発光体が再現されています。これで角度限定ですが複眼が光るような様も見えます。最後の最後でガメラを苦しめた頭頂部発光体からの武器「赤熱鞭(レッドホットロッド)」は今回はオミットされています、残念。
 
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今回のオプションは高軌道飛行形態ガメラに小型レギオンが七体。まぁ両方ともサイズ的に完全にオマケ扱いで並べることはチョッと難しいかな。チョッと遠近を出して最終防衛ライン進行中のレギオンに向かうガメラ!的な絵面にする事は出来ましたが。
小型レギオンは今後のリボルテックG2ガメラ(Amazon)には合うかも。
 
 
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と言うわけで同時発売の特リボG2ガメラが出るまでのツナギ、無可動の固定アイテムですが同サイズのコールドキャスト製G2ガメラ (Amazon)も査収しました。
リボルテックガメラより二回り小さく、完全に今回のレギオンに合わせる為にだけ企画されたアイテムです。それでも頭が一回り小さく、体色も暗く、エルボークローも出っ放しになっている等のG2ガメラの特徴を抑えているのでコレ単体でも満足感はあります。値段がエラい高いけど
 
と言う訳で二体を絡ませる!
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た ま ら ん 
 
この精度で、この細かさで、そしてガシガシ動かせるレギオンが販売・入手できたと言うことだけでもう十二分に満足ですが、コレだけの再現度を誇るアイテムになっているので喜びもヒトシオです
難を言えば、前半身部と後半身部をつなぐ部分のリボ玉が緩くて、ダン!と大きく見せようと胸張った(まぁ胸無いけど)ポーズにしようとするとこの間接部が外れ易いのは少々残念。まぁ頭部の大角部と後頭部の甲羅部が異様に重たいからしょうがないと言えばしょうがないか。

取り敢えず、干渉波クローをワキャワキャと動かせ、マイクロ波シェル発射の頭部外郭オープン(ガイキングのフェイスオープンに似ている)が再現出来るだけで満足ではあります。さぁ特撮者達よ、 買 え
 
 
そいや劇場公開当時、このレギオンを「特撮史上屈指の珍妙な着ぐるみ怪獣にする」と言う意気込みを樋口監督が語っていたのですが、この「ガメラ2」以降の特撮怪獣はCGが中心となり、人間が二人中に入って操演する怪獣着ぐるみというのはこのレギオンを最後に新キャラは登場していないのでした。まぁそう言う意味でも歴史に残る怪獣だよなーとつくづく思った次第であります。
 
だからこそその歴史を感じる為に特撮者を自負する皆様よ、 さ ぁ 買 え